物価が上がるとお金の価値が下がる

だれでも好きなお金のこと。 物価上昇、インフレの時代が本格的にきそうです。日本銀行が異次元金融緩和を発表し、インフレ2%を目指すといってから1年以上が経過し、物価は実際に上昇に転じてきました。目標の時期までに2%の上昇に届くかどうかは別にして、突発的な世界の経済危機などがない限り、インフレの流れは定着してきそうです。インフレは需給ギャップが解消して、需要サイドが強くなってくると自然に起こるものですが、今はその流れが期待できるところまで来ています。

需要サイドが強くなってインフレが起こると物が売れます。物が売れれば企業の利益は大きくなります。それによって賃金が上昇し、いい経済サイクルが生れることが期待されています。高度経済成長時代に恩恵を受けたあのモデルの小型版を目指しているのが今の政策です。しかし、バラ色の生活を夢見ているだけでは問題があります。それは、インフレになるとお金の価値が下がるというデメリットがあるのです。

物価が上がると、それまで買えた値段では同じものは買えません。100円で買えたパンは、110円に値上がりします。100円出しても買えません。100円というのは、いままではパン100%分の価値があったお金が、パン約90%分の価値しかなくなってしまったのです。つまりお金の価値が下がっていることになります。物価上昇が起こっている時は、タンス預金だけでは対処が難しいです。そのためにもお金や投資について自分なりに勉強することが必要です。